一筆書き切符の旅(新潟・福島編) (part1)


 今回は、3月18日(土)〜20日(月)に行ってきました。

第69作目の旅行記です。 この旅では、気分転換とある目的の確認のために、行くことになりました。 今回も、あまりにも充実し、災難を受けた旅となりました。

さて、どうなったのか? ぜひ、ご覧下さい。



一日ずつ区切って、読んでいただけると、良いと思います。

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 3月18日土曜日、まずは、名古屋駅からは、こちらの切符を使用することにしました。
今回は、この切符を基本として旅立つことにしました。 経由の複雑さがこれで分かりますよね。 

 一筆書き切符というものです。
 新潟県や福島県を同じ路線で往復するより、同じ路線を通らずに周って、名古屋へ戻るという切符にすると、意外にも往復するより安くなるという利点もあります。
 まずは、名古屋(なごや)駅からスタートです。

 まず、始めは、9時発の特急「しなの」に乗車します。
 車両は383系の特急車両です。

 この列車に乗って、中央線、篠ノ井線を通過して、長野まで一気に行くことにします。
 早速、車内へ入っていきます。
乗降口も383系は広めになっています。
 わたくしは普通車自由席に座ることにしました。
こちらが車内です。

 実を言うと、この「しなの」に乗るために、自由席乗り場で発車30分前から並んでいたのですが、すでに2〜3人ほどが先に並んでいました。

その後、だんだんと列が長くなっていき、座れないのがいるのではないか?という感じの人数になってしまいました。 自由席は、「戦場」です。
 無事に9時ちょうどに発車しました。
自由席は、満席で、座れなかった敗北者も数名いました。 わたくしは、30分以上も前に並んでいたので、余裕で窓側の席を確保しました。

「しなの」は、順調に飛ばし、定光寺(じょうこうじ)駅を通過しました。

 このあたりは、名古屋から20分もかからないのですが、このように渓谷のような風景に出会えます。
 9時48分、中津川(なかつがわ)駅を出ると、今度は、木曽川沿いに沿って走行します。

このあたりは、川の右岸を走行し、木曽川の風景を楽しむことが出来ます。
 10時50分、塩尻(しおじり)駅に到着しました。

ここで、東京方面へ乗り換えるためか、まとまった乗客が降りていき、7割くらいの乗車率に落ちました。
 塩尻駅のホームの端には、ぶどう棚がありました。 冬の時期なので、何もありませんでしたが・・・


 11時02分、松本(まつもと)駅に到着しました。

ここで、一気に乗客が降りていき、メインは、松本までか・・・と思っていました。
 しかし松本からは、大量の乗客が乗り込んで、結局、名古屋発車時と同じくらいの乗車率になってしまいました。
 松本〜長野間の流れは、かなりある・・・というのをこの列車で感じました。

そして、しばらく走行していくと、景色が綺麗なところを通りかかりました。
 ここは、姨捨(おばすて)駅の付近です。
このあたりからの景色は、最高です! 下に見えるのは、善光寺平と呼ばれる、盆地です。

天気が快晴ではなくて残念でしたが、ここの景色は、ぜひ現地に行って、見てもらいたい所の一つです。
 最後の停車駅、篠ノ井(しののい)駅を出ると、長野新幹線の高架橋が寄り添ってきて、犀(さい)川を渡ります。
 11時53分、終点の長野(ながの)駅に到着しました。
 名古屋から約3時間、快適に過ごすことが出来ました。

新幹線ホームには、E2系の「あさま」号が3編成停まっていました。
 次の列車に乗り換えるホームへと向かうことにします。
 ホームには、しなの鉄道直通の、115系の軽井沢行きが停まっていました。


 乗る列車が、まだ来ないので、駅のホームにある立ち食いそば屋で、「山菜かき揚げそば」を食べました。

寒いときには、こういうのが一番良いですよね。
 12時30分発の飯山線、戸狩野沢温泉行きの普通に乗車します。
車両は、キハ110系の2両編成でした。なんと、地元民と同業者の乗客で満員となってしまいました。
 満員のまま、身動きが出来ず、やっと北飯山(きたいいやま)駅で落ち着くことが出来ました。

長野駅ではなかった雪が、このように!!




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